GARNiDELiAが無期限活動休止を発表
2025年9月2日に公式サイトで発表

GARNiDELiAが、突如として「無期限の活動休止」を公式サイトで発表しました。
タイミングは2025年9月2日。あまりに突然で、ファンの間には動揺が広がりました。
ライブ活動を中心に精力的に活動していた中でのこの発表、衝撃が走るのも無理はありません。
個人的にGARNiDELiAの存在を知ったのは「キルラキル」の主題歌『ambiguous』がきっかけでした。あの疾走感とエッジの効いたサウンドは、当時のIT現場でもBGMとして使っていた記憶があります。実装で煮詰まったとき、MARiAさんの突き抜けるボーカルに救われたプログラマーも多かったはず。
それだけに、今回の発表には一種の喪失感すら覚えます。
次の項目では、この活動休止にともないキャンセルされたライブの情報を見ていきます。
予定されていたライブツアーも中止に
活動休止にともない、予定されていたツアーやイベントもすべて中止となりました。
とくに2025年秋に予定されていたアジアツアーを楽しみにしていたファンからは、SNSで残念がる声が続出。
中国や東南アジアでの人気も高まっていたこともあり、今回の決断がグローバルにも波紋を広げています。
現場に参加予定だった知り合いも「チケット当選してたのに…」とSlackでつぶやいていて、なんとも言えない空気に。
次は、気になる「なぜ活動休止?」という核心に迫ります。
なぜ活動休止?その理由とは
「運営やスタッフ含めて限界だった」との発言
これは精神的・肉体的な疲労だけでなく、クリエイティブ面でも壁にぶつかっていたという意味合いがありそうです。
裏方の人間として分かるんですが、限界って案外静かに訪れるんですよね。ある日突然ガス欠になる感じ。
しかも「チーム全体が限界だった」と明かしているあたり、相当根の深い問題があったことは想像に難くありません。
MARiA・tokuそれぞれの苦悩と決断
その背景には、音楽制作への温度差やビジョンのズレがあった可能性も。
開発プロジェクトでもよくある話です。「目指すゴールは同じはずなのに、進み方がバラバラになる現象」、あれと似た空気を感じました。
ただ、互いに責任を押し付けるのではなく、「それぞれの道を尊重する」という形での活動休止。そういう潔さがGARNiDELiAらしいな、と感じます。
このあと、SNSではファンの感情が溢れ出します。
ファンの声とSNSの反応
X(旧Twitter)でトレンド入り
発表直後から「GARNiDELiA活動休止」「MARiAさん」「tokuさん」が一斉にトレンド入り。
アニメファン・音楽ファン問わず、大きな関心が寄せられました。
驚くべきはそのスピード。情報の拡散力ってほんとすごいですね。
「ありがとう」「信じて待つ」温かいメッセージが続々
ポストされたコメントの多くは、批判ではなく感謝と応援。
「これまで本当にありがとう」
「また戻ってきてくれると信じてる」
といった温かい言葉が多く、GARNiDELiAが築いてきたファンとの信頼関係の強さを感じさせます。
休止という決断も、応援される形で受け止められているのが印象的でした。
ではここで一度、GARNiDELiAの代表的な主題歌をおさらいしてみましょう。
GARNiDELiAの代表的な主題歌一覧
アニメ主題歌(ガンダム・キルラキルなど)
- ambiguous(キルラキル OP)
- grilletto(魔法科高校の劣等生 OP)
- BLAZING(ガンダム Gのレコンギスタ OP)
- Désir(Fate/Apocrypha ED)
- SPEED STAR(魔法陣グルグル OP)
アニメ好きなら、一度は耳にしたことがある曲ばかりです。
音楽的に高い完成度を保ちつつ、作品の世界観にもバッチリ寄り添ってくれる。それがGARNiDELiAの魅力だったと思います。
ゲーム・CMなどのタイアップも多数
- アイマス楽曲への提供
- eSports関連のテーマソング
- 中国アプリゲームとのコラボ多数
実は海外での人気も非常に高く、特に中国のイベントでは“神格化”されるほどの存在でした。
この活動休止は、そうしたファン層にも影響が出ているようです。
次は、活動休止=解散ではないことについて詳しく触れていきます。
活動休止と「解散」の違いとは?
「解散」ではない=再始動の可能性あり
今回の発表で強調されたのは、「解散ではありません」という一言。
つまり、“終わり”ではなく“おやすみ”なんです。
長年働いてると、何かをやめるのと、一旦離れるのはまったく別の選択だとわかりますよね。
復活の可能性を否定せずに幕を引くスタイルは、ファンにとって救いでもあります。
ファンに向けた“希望のある休止”
コメントの中には「また音楽がしたくなったら戻ってくるかも」といった発言もありました。
プロジェクトを一度クローズして、後にバージョンアップして再始動。まさにソフトウェア開発と同じようなスタイルです。
この柔軟さが、今後の展開への期待を持たせてくれます。
では、気になるソロ活動の話題に移りましょう。
今後のMARiA・tokuの活動は?
MARiAは中国でソロツアー継続中
活動休止発表後も、MARiAさんは中国を中心にソロでのライブ活動を続けています。
元々、中国では絶大な人気を誇っていたこともあり、こちらはかなり精力的。
「MARiAさん単体で音楽が続くのは嬉しい」といった声もSNSで多く見かけます。
tokuはプロデュース業に注力か?
tokuさんは裏方に徹するスタイルで、新人アーティストのプロデュースに注力していくとの見方が濃厚。
打ち込み系サウンドやエレクトロポップの編曲センスは一級品なので、今後の作品にも注目です。
業界内でも「tokuさんの再始動待ち」と噂されているらしく、水面下ではすでに何か動いているかもしれません。
さて、GARNiDELiAの再始動について、少し未来を見てみましょう。
GARNiDELiAの再始動はあるのか
公式コメント「お互いが必要になったら…」
公式サイトには、「またお互いが必要になったときに再び手を取り合えたら」といった一文が。
この言葉には、決別ではなく“前向きな別れ”のニュアンスが込められていると感じました。
別プロジェクトでの成功を経て再び結成…なんてドラマティックな展開もありえそうです。
ファンの声が後押しになる可能性も
休止の決断に至るまで、ファンの存在が支えになっていたのは間違いありません。
そして、もし再始動があるとすれば、その時もファンの声が大きな力になるでしょう。
再始動がいつになるかは誰にもわかりませんが、期待する価値は充分にあると感じています。